今年で25回目を数える調布市深大寺の新そばまつりに行って来ました。
幸いにも天気は薄曇りで、爽やかな秋風がそよ吹く絶好の行楽日和です。全国各地で新そばまつりが催されていますが、遠出嫌いの私には都内で開催されるこのイベントはありがたい。
不覚にも前夜飲み過ぎて時計の目覚ましをセットするのを忘れてしまい、寝坊して慌てて家を飛び出しました。
行きはJR三鷹駅からバスに乗ろうとしましたが、生憎これが運行本数が少なく、11時から始るそば献供式に間に合いそうにありません。
仕方なくタクシー乗り場へ走りました。
乗ったタクシーの運転士の方は、偶然そば好きで、深大寺近辺のほとんどのお店を訪問済みとか。
「どうなんでしょうか。深大寺は有名だけど、大して美味しい店は無いんじゃないかな」
などとおっしゃる。
「今は都心でも手打ちのお店が沢山出来ましたからね」
と相槌を打つ。
まあ、年に一度のお祭りだから楽しめれば良いでしょう。
深大寺に到着すると、丁度、そば献供式が始ったところでした。
本堂前でそば職人が献上そばを披露した後、そば守観音様に奉納します。


出来上がった蕎麦は、境内にある「そば守観音」に奉納するそば守観音供養祭が執り行われます。
その後、僧侶の列が深沙堂まで練り歩き、深沙大王祭へと続きます。
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