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Author:しゅうちゃん
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開店直後にアクシデントで休業を余議なくされた「五十三家」が営業を再開してから数日。そろそろ落ち着いたでしょうか。
その味わいや、如何に?

五十三家

屋号に「家」が付いていることでもわかるとおり、横浜家系ラーメンの店です。東京ラーメンに慣れ親しんで来た私には豚骨ラーメンは、まるで異国の料理同然。ご当地ラーメンブーム以来、全国各地のラーメンが東京に進出。豚骨ラーメンの一大ブームとなりましたが、私は今でも白濁したスープには抵抗感があります。

豚骨ラーメンのウィークポイントの一つが特有の臭み。慣れればそれが食欲を刺激するのかもしれませんが、私には無理です。ところが、このお店の前まで行っても、あの特有の臭いがしません。これは珍しい。

幸い行列はなく、入り口を入ると食券機。レイアウトはオープンキッチンのコノ字型のカウンター席。テーブル席はなし。壁に沿って荷物用の棚が設置されており、上着を掛けるハンガーも用意されていて親切。ありがたいことに禁煙です。BGMは歌謡曲で歌詞が気になってしまうのでちょっと好みに合わない。テレビがないのは個人的には嬉しい。興味がない番組を強制的に見聞きさせられるのは迷惑だ。

食券をスタッフに差し出すと「お好みはありますか?」と聞かれました。麺の固さや油の多い少ない、味の濃さを注文指定出来ると張り紙が出ています。
「油少なめで」。
「ご飯をサービスで来ますけど?」
「いいえ、結構です」
ご飯が無料の上、お替り自由。「ガス炊き」だそうだ。妙な表現だと思ったが、電気炊飯器ではなく、ガスで焚いているらしい。

調味料

カウンターに各種調味料が用意されています。胡麻はちょっと珍しいかも。手前はおろしニンニクと辛味噌のようです。


ビール

ビールを頼んだらこんな有り様。ジョッキまでギンギンに冷えています。ビールは昔はエジプトのピラミッドの建設に従事した労働者に報酬として配られていたというくらいですから、本来はこんなに冷して飲むものではなかったはず。冷たいビールを好むのはアメリカ人と日本人だけだとも言われます。
高温多湿な日本の夏は確かにうんと冷した方が美味しく感じますが、さすがにこれからの季節は凍らせなくても。それに温度が低いと味覚の感度が低下します。ドライ系のビールが日本では売れていますが、甘味や香りも大切です。

厨房内は大きな寸胴が3つとやや小さめのが2つ並んで盛んに湯気を立ており、驚いたことに麺は茹で釜や麺茹で機ではなく、寸胴の一つで茹でていました。

味玉ラーメン

味玉ラーメン」(小)650円

茶濁したスープに青菜が印象的。やはり嫌な臭みはありません。

麺

スープは、一口目から非常に旨味を強く感じます。よく乳化されていてクリーミー。私には塩分濃いめ。
ところが後から入って来た客は「味濃いめ」と注文する人がいて、ファーストフードやインスタント食品に慣れた若い人にはこれくらいの濃さがないと受け入れられないのかもしれません。
麺はやや太めで、適度な腰と食感。麺箱は酒井製麺でした。チャーシューはやや小ぶりですがロールではなく、脂身が少なくて食べ応えがあります。

個人的に好みのタイプのラーメンではありませんが、臭みなどウィークポイントがなく、完成度は高いと思いました。お店としてもご飯のサービスや荷物置き場など気配りが感じられ、好感を持ちました。
近くには武蔵大学や日本大学など学校が多くターゲットは若い男性のようですが、文化系・系術系の学生が多いので、デザートなどを置けば女性客も望めるかもしれません。

並びの「ラハメン ヤマン」とはかなり違うタイプなので、好みが分かれそうです。


お店のHP
http://www3.ocn.ne.jp/~isomiya/index.html
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