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Author:しゅうちゃん
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最近は、残業続きで蕎麦屋さんに行く間がありません。おしなべて蕎麦屋さんは締まるのが早いし、休日はイベントやら何やら他の用事で忙しい。

ようやく、暫く振りでこのお店を訪問しました。「手打」の文字が誇らしげに夕闇に映えます。
代々木上原の「山せみ」、目黒の「川せみ」、そしてこのお店は姉妹店。美人三姉妹というところでしょうか。

山せみ

折からの省エネ対策で、夜の営業は18時からに変更との告知が店頭に出ていました。致し方ないでしょう。

カウンターが一杯でテーブル席に案内されました。隣のテーブルは年配のサラリーマングループで、例によって大声で仕事話し。ちょっと迷惑・・・。
仕事のことなんぞ忘れたいから蕎麦屋に来てるんだ。現実逃避のつもりが、まんま日常に引き戻される。

節電で冷房の設定温度も高めでビールでも飲みたいところですが、ぐっと我慢して日本酒を。ビールは家でも飲める。家に置いていない銘柄の酒を外で飲みたい。

銘柄


震災被災地の復興を願って、福島の「天明」を。良いネーミングじゃありませんか。

鉄瓶

グラスではなく、1合を頼んだらこんな鉄瓶入りで登場しました。鉄瓶の重みで沢山入っているような錯覚がします。

季節のメニューから、まずは「谷中生姜」。谷中は昔は本当に生姜の名産地だったようですが、今は根生姜に対して一般的に品種の葉生姜のことを指すようです。生育始めてまだ小指の先ほどの大きさの生姜を葉付きのまま出荷します。皿の上では葉は切り落とされていますが、茎元のほんのりとした紅色が、乙女のような可憐さを思わせます。

旬は今。梅雨から初夏。丁度、食中毒などが起こりやすい時期で、生姜は殺菌効果があり、食欲も増進してくれます。自然の恵みと先人の知恵には驚くばかりです。

谷中生姜

もう一つ蕎麦前を。「加茂茄子の揚げ出し」。

加茂茄子

大きな加茂茄子の上に大根おろし、その上に小海老天という豪華版。脇に控えしは獅子唐辛子でございます。

蕎麦は悩んだ末に冷たいととろそばを。いわゆる「つけとろ」ですね。

つけとろ

蕎麦

細切りの蕎麦は凛として角が立ち、しっかりとした歯応え。お見事です。しかし、打ち手の名前を掲げるのは如何なものか? そうすることで打ち手の責任感は出ようが、常連客には打ち手によって好みが分かれることになりやしないかと余計なお節介が働く。個人的には主人以外はブラインドの方が良いな。

湯桶


見事な蕎麦と美味しいお酒。ゆったりとした空間に落ち着いたBGM。味も雰囲気も蕎麦屋さんとしては秀逸だ。これに加えて、老舗で何十年も勤め上げたような花番さんのきめ細やかなサービスが加われば鬼に金棒となることだろう。


食べログ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13091964/
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