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プロフィール

Author:しゅうちゃん
・フードアナリスト
・江戸ソバリエ
・ソルトマイスター

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このお店の創業は明治32年。ご当主は4代目になる赤塚滋行氏。更科一門の若手で構成する「里会」のリーダーでもある。以前は新大橋通りの反対側の先に店舗があったが、数年前に現在の場所に移転した。私は移転前からのお付き合いだ。

店構え

新そばのシーズンだ。北海道沼田産の掲示が出ている。季節メニューとしては、これからは鴨と並んで軍鶏鍋がこのお店のご自慢だ。

新そば

まずはお酒。そろそろ熱燗が恋しくなる季節だが、私の心は決まっていた。
国産のワイン。私の好きな甲州の「ルバイヤート」がある。

ルバイヤート

私は贔屓の蕎麦屋さんにはワインを置くように勧めている。単に自分がワイン好きだからという理由ではない。長引く不況に加えて飲食店同士の厳しい競争にあって、全国の蕎麦屋さんがバタバタと閉店を余儀なくされている。
これを打開するには客の間口を広げるのが一番だ。昨今のワインブーム、特に国産ワインの品質向上に伴う人気でワインはすっかり大衆にも定着しつつある。ワインを置けば女性も楽しむ人が増えるだろう。男性も女性を誘いやすくなる。「お蕎麦デート」を提唱したい。

甲州

「蕎麦にワインなんて邪道だ」という声もある。
しかし、鴨に赤ワイン、天婦羅に白ワインなど好適な食材に溢れている。ワインは醤油や味噌などの発酵食品とも相性が良い。

この日、予め決めていたのはワインばかりでなく、蕎麦も同様。10月末でシーズンオフとなる「松茸そば」だ。
蕎麦前は取らずに、この「松茸そば」を肴にしようという、いささか贅沢な趣向。

松茸そば

松茸

つくね入り。手打ちの蕎麦は伸びやすいので、まずは蕎麦だけをささっといただき、松茸ぬき状態にして味と香りが十分に出たつゆと具を味合う。白ワインと相性は抜群だ。

もう一つ、季節の素材を練り込んだ変わり蕎麦「栗切り」を追加注文した。

栗切り

一見、中華めんかと思うような黄色い色合い。味わいは栗の風味は見た目ほど強くはない。
変わり蕎麦は真っ白な更科の生地があってこそ練り込む素材の色が映える。更科蕎麦こそ変わり蕎麦のお家芸だ。

湯桶

使い古されてひびの入った湯桶。歴史を感じますね。幾多の人が同じこの湯桶を使ったことか。

蕎麦湯


今宵も存分に楽しませていただきました。ありがとうございます。

招き猫


お店のHP
http://www.calme.bias.ne.jp/~rits-sa/index.htm

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