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Author:しゅうちゃん
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暮れにあった永田町「黒澤」での蕎麦会の感動が忘れられず、お弟子さん筋のこちらのお店を訪問しました。ご主人は「安曇野翁」で修業された方です。

案山子

店構え

久し振りの夜の訪問。最近になって営業時間が延長され、平日は21:30ラストオーダーになりました。これなら多少残業してからでも間に合いそうです。

蕎麦打ちはご主人が行いますが、料理は専門の料理長がおられて季節毎の素材を使った本格的な肴が用意されています。

季節メニュー

あれこれ迷いながら、まずは燗酒を。選び抜かれた幾つかの銘柄から「醸し人九平次」を。

徳利

いつもながら素敵な酒器。蕎麦に適した細い箸。箸置き。こういうセンスや客をもてなす細やかな心遣い。これら全てが居心地の良さに繋がります。

蕎麦は旬の鴨にしようと決めていたので、蕎麦前は軽めに「白和え」を。干し柿入りです。

ちびりとやりながら、ご主人と四方山話。こちらのご主人は厨房に閉じ籠らず、お一人で始められた開店当初からカウンターを中心に積極的に出て来られて客とのコミュニケーションを図られています。

お酒をお代わり。「山形正宗」の純米吟醸のうすにごりをいつものようにお代わりは冷やで。

うすにごり

左はチェーサーのお水、右の蕎麦猪口に注がれたのがうすにごり。その名のとおり、白濁したフレッシュな辛口です。

盃

さて、メインの鴨汁蕎麦を。鴨肉入りの温かいつゆ蕎麦は鴨南蛮。南蛮とは、蕎麦屋さんでは葱(ねぎ)を使った料理を指します。冷たい蕎麦を温かい鴨汁につけていただくのが鴨汁蕎麦です。蕎麦が伸びにくく、しっかりとした香りと喉越しが楽しめます。

鴨汁

鴨汁

私は鴨好きなので鴨汁蕎麦も随分と色々なお店でいただいていますが、この鴨汁は他店とは全く違います。
まず、つゆの量が異様に少ない。しかも筒切りの葱は見当たらず。もりそばのつゆそのまままかと思うほど濃厚なつゆに鴨肉が数片。薬味は七味唐辛子。
蕎麦は翁系の正統派。つややかでしなやか。腰がありながら弾力もあり、それでいながら歯抜かり感はほとんどない。豊かに香り立ち、良く噛むと湧き上がってくる甘味。私が最も好みのタイプだ。

蕎麦

水切れが良いように裏返しにされた笊の蕎麦は盛られている。ところがその笊をどけてみると、テーブルの上にはほとんど水滴が落ちていない。丁寧な水切りの仕事がわかる。

笊

湯桶

楊枝

今宵もご馳走様でした。今年もよろしくお願いします!

お店のHP
http://sobakakashi.ikidane.com/index.html

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