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Author:しゅうちゃん
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このところ残業続きで夜に蕎麦屋さんに行けなかった。今日は仕事が一山超えたので、早めに退社。馴染みの「野饗」に行きました。

店主のブログを拝見すると、早くも春の山菜が出ているらしい。

時の移ろいは早い。この冬も鴨を十分に味わい尽くさぬままに春の足音が聞こえて来る。

店構え
まずは酒。ここの店主は酒ライターだった経歴の持ち主なので、日本酒に対する造詣はことの他深い。酒と蕎麦は切っても切れぬ縁だ。

いつものとおり、四季桜をぬる燗で。艶やかでふっくらとした徳利が、女性の柔肌を連想させる。

徳利

お通しに自家製の胡麻豆腐が出された。極めて濃厚で実に美味!

胡麻豆腐

今宵のお目当ては山菜の天婦羅だが、品書きを見る「鴨の炊き込みご飯セット」(限定5食!)なるものがある。釜飯などには鶏肉はよく使われるが、鴨の炊き込みご飯は食べたことがない。ご飯党ではない私もこれには興味をそそられる。まさかないだろうと思いながら念のために尋ねると、最後の1食が残っているという。
これを後にキープして、先に山菜を頼む。その前に「練馬大根のたくわん」を。

たくわん

まるで玉子焼きかと思うような厚切り。しかし二切れを合わせてもかなり細い形状がおわかりになろう。これが練馬大根の特徴だ。練馬大根は有名でも、実際に味わったことのある方は少ないでしょう。

たくわんを肴にちびりとやっている間に山菜の天婦羅が揚がった。ふきのとうやタラの芽を始め、数種類の盛り合わせ。塩でいただきます。香りと苦みが冬の沈静した意識を目覚めさせてくれるようです。

山菜

お酒は「雪の茅舎」を追加。これもぬる燗。

セット

いよいよ鴨の炊き込みご飯セットをもりそばで注文。先に炊き込みご飯が出された。もっちりとしたご飯に細かく刻まれた鴨肉と野菜が炊き込まれ、その旨味と香りが混然一体となってハーモニーを奏でている。これは幸せ感を感じさせてくれる逸品だ。

炊き込みご飯

追いかけるように蕎麦が来た。今日は栃木産の十割だという。

もりそば

細く、青味掛かっている。

蕎麦

思いの外、蕎麦の量が多くて満腹。食べ過ぎました。

4月1日(祝)には花見の宴を近くの加藤農園さんで催すという。石神井公園は桜の名所としても有名だ。その近くで花見酒とは風流だ。

花見

もう一つ、驚きのニュース。ご主人は、何と練馬区内で蕎麦の栽培を計画中だそうだ。蕎麦店が地方の農家と契約栽培をしたり、自家栽培したりは聞いたことがある。しかし、それを都内でとは前代未聞だ。コストが見合うのか、温暖化が叫ばれる中で生育は大丈夫かなど疑問が噴出する。2年後の収穫を目指して、今年は種を収穫しようとされているとか。無謀なようだが、実現するのかワクワクしますね。

ご馳走になり、実に楽しいお話もお聞きすることが出来ました。ありがとうございました。

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