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Author:しゅうちゃん
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そろそろメニューが変わる時期かなと思って伺いました。食の世界は季節感が大事。

お店に向かう路すがら、鮮やかな紫陽花が咲いていました。紫陽花は、日に日に色が濃くなって行きます。それ故に花言葉は「移り気」と言われますが、「ひたむき」という意味もあるそうです。

紫陽花

エントランス

看板



幸い、席が空いていました。夏を思わせる日差しの中で行列は御免蒙りたい。

これが通常のランチコース。平日以外も注文可能なのが嬉しい。こりゃあ、絶対的に酒飲み向きのメニューでしょう。お酒を召し上がらない方には、もう少し簡素なランチメニューがあります。

ランチ

予想通り、夏限定のランチコースが出ていました。いかにも夏らしい素材が並びます。天婦羅にはハモも登場。これは良いですね。関西の食材ですが、実に季節感があります。関東人の私としては、銀宝に次いでメゴチは素晴らしい天種ですが、そちらはまた食べる機会もあろう。ハモを湯引きで出す店は多いが、天婦羅で味わえる機会は少ない。

夏限定

このコースとエビスビールを瓶で。自分の好みに合う銘柄を出してくれるお店はやはり嬉しい。営業上の都合もあろうが、客としては飲みたい酒を置いてくれる店に足が向かうのは道理だ。
感性が合わぬ店では、蕎麦も期待が持てない。

エビス

前菜もオクラか枝豆かの選択を迫られ、前者を。注文が入ってから茹でるらしい。

オクラ

次は、茄子の冷製揚げ浸し。これも作り置きではなくて注文毎に新たに揚げるようで、つゆには氷が入れられていたが、まだ温もりが残っている。

茄子

ふと見ると、京都の黒七味が。ハモと並んで、関西を感じますね。原了郭は、かの赤穂義士原惣右衛門の一子儀左衛門が創業した店であることは世に広く知られているところ。ロマンを感じますね。脚色されている可能性がありますが、討ち入り前の蕎麦屋での集合場面が思い起こされるじゃありませんか。

黒七味

さて、お次は穴子の煮こごりです。穴子は天婦羅や煮穴子として蕎麦屋ではお馴染みの食材。煮汁ごと冷やせば煮こごりに。コラーゲンたっぷりで女性にお勧め。嫌な生臭さはなく、旨味だけが見事に引き出されている。

穴子

ビールを飲み干し、群馬泉を追加。蕎麦に合う酒だが、出す店が少ない。

群馬泉

さて、いよいよハモの天婦羅だ。細かな骨切りがされた花のような形を想像していたら違った。抹茶塩と天つゆでいただく。

ハモ

ようやく蕎麦に辿り着いた。

薬味。白葱が単純に円盤状の輪切りではなく、ほぐされて輪になっているところがポイントだ。葱の香りが強過ぎると蕎麦の香りが吹き消されてしまう。

つゆと薬味

葱

箱盛りの蕎麦が来た。細切りだが、こぼれんばかりの躍動感がある。

蕎麦

アップ

この時期でも蕎麦は実に豊かな香り。しっかりとした腰と繋がりはお見事。

湯桶

デザートはマンゴーのアイスクリーム。温かいお茶も出された。

デザート


小体な店ながら、石臼挽きの手打ちそばと季節感溢れる豊富な料理。実に有り難いお店です。


食べログ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1321/A132102/13026652/


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