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Author:しゅうちゃん
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久々の訪問です。今回は、銀宝狙いでピンポイント攻撃。今が旬の天種・銀宝。蕎麦屋でこの食材を扱う店は限られている。都内では魚市場に近い築地・銀座界隈を中心に数店を存じています。このお店のご主人が修行されたという「松翁」もその一つ。天婦羅で有名なお店ですね。

「今日は銀宝が有りますように」と念じながら足早に店に向かう。

以前と変わらぬ佇まい。店頭の品書きに銀宝が載っていることを確認。でもまだ安心できません。電話で確認して、取り置きしてもらうべきだったか。

森の


給料日前だからでしょうか?先客一人。空いています。

「銀宝は有りますか?」とまず尋ねる。
「ええ、ございますよ」。(ヤッタッ~!)

早速、酒の肴に天婦羅単品で注文。一緒に珍しい蕎麦の実雑炊を。酒は頼むと、沢山の種類の盃から自分好みの物を選ぶシステム。蒸し暑いので酒を冷やで頼んだので、ガラス製のぐい呑みをチョイス。

盃

お通しに蕎麦味噌が出た。実に香ばしい風味。

素敵な箸置き。私的には箸置きを出してくれるのは大変ありがたい。男が箸袋を折ったりするのは様にならない。
この店の割り箸は、かなり長め。私は箸講師の資格を持っているので、箸関係のディティールが気になる。

蕎麦味噌

天つゆと塩が出されて驚いた。天つゆが白い。そうか、この店は蕎麦つゆは関東風の濃い口と関西風の薄口が用意されているが、天つゆも関西風だったか。

天つゆ

銀宝はまだか?と待っていると、予想外の物が運ばれて来た。
「最初は筍と空豆です」
エッ! そうか、単品ではなく、盛り合わせとするところを「松翁」同様、一品ずつ揚げ立てを順に供するということかと達観。

筍と空豆

銀宝は「待て」状態。次は小玉葱とトウモロコシ。蕎麦屋の天婦羅としては珍しい食材。

トウモロコシ

いよいよ銀宝が来ました。今シーズンは2回目の遭遇。やや小振りだが肉厚。半分を塩で、もう半分を天つゆでいただく。

銀宝

あとから何と、トウモロコシの髭が出て来ました。

髭

お酒をお代わり。

片口

次に頼んだ蕎麦の実雑炊が登場。都内では蕎麦の実を使った料理はあまり味わう機会がない。意外なことに東ヨーロッパ諸国では蕎麦の実を炊いたものが郷土料理として盛んに食べられている。たまにロシア料理店で見掛ける「カーシャ」がそれだ。旧ソビエト連邦領だけで、年間100万トン以上の生産量があるらしい。

雑炊

蕎麦の実

つくね

雑炊は意外と具沢山で、つくねも入っていました。鴨肉かな?

お腹はかなり膨れて来ましたが、蕎麦を食べずに帰るわけには行きません。二色は食べ切れそうにないので、基本のざるを。つゆは濃い口を所望。

薬味

蕎麦が来た。前回もそうだったが、この店では簀子を縦向きに置くのが流儀のようだ。これは合点が行かぬ。箸を上下方向に動かすと、簀子を繋げる糸に引っ掛かる。だから蕎麦屋では簀子を客の身体と平行に置くのが定石だ。

ざる

蕎麦は、かなりの細切り。江戸蕎麦は切りべら何本なぞと言われるが、極端な細切りにすると腰も水切り感も乏しくなる。

鉄瓶

蕎麦湯は湯桶ではなく鉄瓶。とろりポタージュ系で、食べ終わる頃合いを見計らって出されたのが嬉しい。

お茶

お茶も出していただき、お腹は満腹。

ご馳走様でした。


食べログ
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