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Author:しゅうちゃん
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7月6日(土)、麻布の東京アメリカンクラブで開催されたPNCJ(Pinot Noir Celebration Japan)2013に参加させていただきました。
第一部はセミナー&ランチョン(120名)、第二部はグランドテイスティング(300名)という一大イベントです。

壇上

海外4大陸からそれぞれのピノ・ノワール生産者を迎えてのセミナーが始まります。

ピノ

パンフレットに「人生は不平等です」と書かれています。
どんなにピノ・ノワールが好きでも簡単に生産者になれるわけはなく、たとえどんなにお金を持っていてもブルゴーニュの畑を購入することは難しい。
そうなるべく情熱や強い意志を持った限られた人だけが、その夢を叶えられのだと私は思っています。

そこまで出来ぬなら、せめて味わうことに情熱を傾けましょう。 今回のセミナーは、4大陸からそれぞれの生産者を迎えてお話しを伺いながら2種類づつ計8種類のワインをテイスティングします。テーブルには、予め8種類のワインが用意されていました。これが全てピノ・ノワールです。このような機会は他ではまず体験できないでしょう。

ピノ・ノワール

最初は、ブルゴーニュの「シャントリーヴ」でワインを醸造している日本人オーナーの栗山朋子氏。ブルゴーニュでは葡萄生産者とそれを醸造するワーナリーは基本的には分業で、いわゆるネゴシアンが葡萄または圧搾したジュースを買い付けて醸造するのだという。
「シャントリーヴ」も自ら葡萄栽培は行わず、厳選した葡萄を買い付けて自分たちの理想とする方法でワインを醸造する。栽培は何代にも渡って経験とノウハウを蓄積したその道のプロに任せて、その中から最良の物を選択するというのが彼女のコンセプトのようだ。

栗山氏

説明

今回のテイスティングは、軽やかでエレガントなブルゴーニュ・ルージュ2011と、しっかりとした酸の余韻が続くヴォルネイ・シュール・ロッシュ2011。彼女の理想とするピノ・ノワールが着実に具現化しつつあるようだ。

ワイン

次はオーストリアから、南端の海辺に位置する「パリンガ・エステート」のリンズイ・マッコール氏。中学校の物理教師をしながら葡萄の栽培を始めたという異色の経歴。今回は、エントリークラスのペニンシュラ2011とミッドレンジのエステート。野性的で色が濃く、ハッキリとした輪郭が特徴。

リンズイ・マッコール氏

3番手は、チリで有名なあの「コノスル」の栽培・醸造責任者であるマティアス・リオス氏。早くから有機栽培に取り組み、ピノ・ノワールだけで300ha以上の農園を持ってるという。
特徴的なのは樽の扱い方で、2%の食塩水を樽に満たして適当な時間寝かせてロースト臭を低減させているそうだ。
今回持ち込まれたのは、シングルヴィンヤードの2011と2つのヴィンヤードの葡萄を使ったトップクラスのオシオ2011。シングルヴィンヤードは草の香りが強く、オシオはポップコーンのような甘いオイリーな香り。

最後はアメリカから「パッツ&ホール」のドナルド・パッツ氏。敢えて自社畑は持たずに有力な単一畑の葡萄を使って生産を行っている。

パッツ氏

ハイドヴィンヤードの2011とサンタ・ルシア・ハイランズ2010を出品。ハイドヴィンヤードは柑橘系のフルーティーな香り。サンタ・ルシア・ハイランズはブラックペパーや山椒を思わせるスパイシーな香り。

4者それぞれにアプローチや手法が異なり、非常に興味深い。


ピノ

たっぷりとお話しを効いた後には、お楽しみの名物ランチ「ピノ弁」。

ピノ弁

一の重

二の重

ランチ用に新たに3種類のワインが提供されました。

ランチ

ここまでで、たっぷりの量のワイン11種類をテイスティングというよりしっかりと味わって飲んでいますが、午後は部屋を代えて、108種類のグランドテイスティングが待っています。

大勢の客が到来。ピノ・ノワール以外の品種も加えてワインも勢揃い。

会場

ワイン1

コノスル

シャンベルタン

ニュージーランド

ミモレット

ブルー

日本からは、北海道の山崎ワイナリーが参加。

山崎ワイナリー

ピノ・ノワール三昧。ピノ好きにとっては夢のような体験となりました。
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