私は辛い物好きでラーメンも好きと来れば、坦々麺には目がありません。蕎麦も好きですが、私にとっては蕎麦屋はゆっくりと酒を飲む場所なので当然夜の訪問が多く、昼は中華が多い。
30倍・40倍カレーも中本の北極ラーメンも何度も経験済みで私にとっては許容範囲内。味覚が鈍って来たのか、若い頃より年を重ねるごとにより辛に強くなった気がします。
そこで、マスコミにも何度も取り上げられている激辛で有名な「ほおずき」を訪問しました。




有名店ですが、幸いに行列はなし。カウンター席に案内されて迷いなく「激しく辛い坦々麺」を注文。すると「中本の北極ラーメンの3倍くらい辛いですよ」「大丈夫ですか?」と何度も念押しされるが、されを遮るように「大丈夫です!」とキッパリ。
寒かったので紹興酒を温めて、つまみにザーサイも注文。

ほどなく坦々麺が着丼。確かに見た目から半端じゃない。糸唐辛子に加えて、パウダー状の唐辛子がスープに山を作っている。しかも丼の形状は切り口が斜めになっていて、血の池地獄を思わせる不気味な佇まい。

一口啜ると、確かに辛味は強い物の刺すような鋭い刺激ではなくスープに強い旨味を感じる。品書きの説明によれば海老の出汁を使っているらしい。具はチンゲン菜ではなく小松菜。ザーサイも入っている。肉そぼろがたっぷりでスープの粘度が高い。麺に良く絡むが、ゴクゴク飲めるタイプではない。

麺は色黒で、ごわっとした食感。さすがに途中から口の中が痺れるようになり、首筋から汗が噴き出て来ました。つまみのザーサイが残っていたので紹興酒をお代わり。今度はオンザロックで。辛味の強い坦々麺にはベストマッチ。周囲の客は誰も酒を飲んでいない。
無事完食。肉そぼろが沈んだスープもほとんど飲みました。単に辛いだけではなく、旨味と香りの強いスープで大変美味しくいただけました。
ご馳走様でした。
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