江戸ソバリエを主催されている、ほしひかる氏からお誘いを受けて馴染みの店でのイベントに参加させていただきました。私も初めての体験になります。蕎麦屋でJAZZライブ!? 企画もユニークながらスペースは大丈夫か?心配を抱えながら店に向かいました。
今日は暖簾を降ろし、このイベント終了まで貸切りです。江戸ソバリエの仲間の他、お店の常連さんなど20名が集いました。

このイベントは会費制でお酒はキャッシュ・オン・デリバリーの別料金。各々好きな飲み物を注文して、その間に前菜の盛り合せが来ました。さばの燻製、きんぴらごぼう、おばあちゃんのぬか漬、チーズのかえし漬など。ワンテーブル5人前です。

店主の菊谷さんが緊張した面持ちでご挨拶。

次のお皿が来ました。味噌軍団!


こりゃあ、お酒が進みますね~。お酒は豊富なラインナップの中から四季桜の本醸造「黄ぶな」を1合。
三角形のぐい飲みは、蕎麦の実を模したものか。

続いて山菜の天婦羅が塩と一緒に出されました。蕗の薹とこしあぶら。

蕎麦前の後は、2種類の蕎麦が出されます。食後にライブがあるのでダラダラ出来ません。

1枚目の蕎麦は、常陸秋そばを細切りで。常陸秋そばは北海道のキタワセソバと共に現在の国産蕎麦を代表する品種です。キタワセソバがその名のとおり早生種であるのに対して、常陸秋そばは晩成種で味や香りに優れています。但し、これを太打ちにすると歯ぬかり感が出やすい。


おっ、ライブが始まるようです。演奏は広島を本拠地に活動されているという藤井政美トリオ。私は翁達磨の高橋さんを始め、広島の方にご縁があるようだ。
私は専門学校で音楽の講師がビブラフォンの増田一郎さんだったため、JAZZには親近感を持っています。


2枚目の蕎麦が、大笊に人数分盛られて登場。秩父の在来種の春そばだそうです。やや太打ちで色黒、香りが強い。


蕎麦の後は、氏原睦子さんによるネパールの蕎麦料理のご紹介。ご尊父は元信州大学名誉教授で長年蕎麦に関する研究をされていた氏原輝夫氏だ。

2度目のライブ演奏。盛り上がりました。蕎麦屋でJAZZライブという斬新な企画は大成功です。

今宵もご馳走様でした。素敵なライブをありがとうございました。関係者の皆様に感謝。
お店のHP
http://www17.ocn.ne.jp/~sobakiku/江戸ソバリエ協会
http://www.edosobalier-kyokai.jp/
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