FC2カウンター


プロフィール

Author:しゅうちゃん
・フードアナリスト
・江戸ソバリエ
・ソルトマイスター

・食の感動を伝えたい


最近の記事


カテゴリー


月別アーカイブ


毎年、この時期になると私は天種の銀宝(ぎんぽう)を探して天ぷら屋や蕎麦屋を廻る。蕎麦屋でも扱っている店は少ない。布常系の店なら時期になると入荷する事がある。この店でも以前に味わう事が出来た。

今シーズンになって、銀宝を出しているという情報はないが、駄目元で伺う事に。

店構え

暖簾にも「布恒更科」の文字。布恒とは布屋恒次郎の略である。かつての「有楽町更科」の南大井分店が「布屋恒次郎」という屋号だ。ここのご主人は、大井の「布恒更科」の息子さんなのだ。

赤暖簾

店頭の品書きに「季節の天だね各種」とあるが、具体的な表記はなし。店内に入れが、季節の天たねが貼り出されている。

品書き

さて、銀宝は有りや無しや?

まずはビール。この店の瓶ビールはエビスだ。

エビス

この日のお通しは、ホタルイカの山椒煮。注文した料理が来るまでの間にちょっとしたつまみが嬉しい。

ホタルイカ

ビールグラスは、歪んだ形で味わいのある物。どこぞ他の蕎麦屋さんでもお見掛けした。

グラス

女将さんに「銀宝は有りますか?」と尋ねると、「今日は無いですねえ・・・」と。
残念。貼り出された季節の天種は、白えびのかき揚げとキス。前者を注文。

待つ間に薬味入れを見る。この店の七味唐辛子はカラフルで、香り高い。

七味

先につゆが出されました。黒々としたその色合いは、並木の藪を凌ぐのではないかと思うほど。ご実家の大井の布常では、つゆに使う醤油だれの返しを土に埋めたカメに入れて角が取れるまで熟成させていると、何かの雑誌で読んだ記憶がある。

つゆ

程なく、白えびのかき揚げ天もりが来ました。

天せいろ

薄衣で中までサックリと揚がった白えびは、水分が抜けて甘味と香ばしさが引き立ちます。

かき揚げ

白えび

蕎麦は、大井の店同様に長方形のせいろにたっぷりの量。手打ちでは他店の2倍はあろうかという量。少な目にお願いするのを忘れました。

蕎麦

蕎麦は、しっかりとした腰。シャープなエッジ感にして艶やか。切り幅に多少のムラはありますが繋がりが良く、破綻がありません。噛みしめれば、その湧き上がる香りと甘味に驚かせられます。

蕎麦

切り幅は、簀子(すのこ)と同じくらいか。

すのこ

蕎麦湯は赤い角湯桶で提供。

角湯桶

蕎麦湯

蕎麦湯は、多少白っぽいセミナチュラル系でしょうか。

置き看板

銀宝にはお目に掛かれませんでしたが、美味しい蕎麦とかき揚げをご馳走様でした。

食べログ
http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13007659/


スポンサーサイト

トラックバック

http://sinnomikui.blog69.fc2.com/tb.php/1935-02956077


Powered by FC2 Blog