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トランス脂肪酸

トランス脂肪酸7/16の日本経済新聞にトランス脂肪酸の取り過ぎに注意を促す記事が載りました。全国紙にトランス脂肪酸の危険性に関する記事が掲載されるのは画期的なことです。

トランス脂肪酸とはマーガリンや揚げ油・製菓などに広く使われているショートニングなどに含まれる不飽和脂肪酸です。これらは、血液中の悪玉コレステロール値を上昇させ、善玉コレステロールを低下させて動脈硬化による心筋梗塞やアレルギーなどの原因になると考えられています。
現在の日本ではその危険性が消費者に充分に伝わっておらず、表示義務さえありません。何気に食べているスナック菓子やフライドポテトなどに含まれている可能性が大きいのです。

この国の衛生行政は、BSEや数々の薬禍問題を見ても明らかなように常に対策が後手後手に廻り、消費者の安全よりも産業保護の傾向が濃厚です。
アメリカでは、今年1月からトランス脂肪酸の含有量表示を義務付けました。
デンマークでは大半の加工食品でトランス脂肪酸の含有量を2%以下に規制しています。
一方の日本では、2004年に政府の食品安全委員会が「諸外国と比較して日本人のトランス脂肪酸の摂取量が少ない食生活からみて、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さい」とする報告者を提出し、今のところ規制や表示制度は予定されていません。

本当に心配はないのでしょうか?
一日の食事で摂取するエネルギー量に占めるトランス脂肪酸の摂取量が2%が一応の安全の目安となっていますが、マーガリンだと20g、フライドポテトだと50gで1%に達するとこの記事にも書かれています。
朝はパン食でマーガリン、昼はファーストフードでフライドポテトというような食生活をしている人は都市部の若者を中心に決して少なくないと思います。
日本人の平均値は0.7%だそうですが、これは赤ん坊や老人、過疎地に住む人など全ての人を対象とした平均値です。少なくともトランス脂肪酸の摂取が身体にプラスでないことだけは明白です。

政府のやることだから間違いないだろう、というのは過信です。
自分から食の安全に関して積極的に情報をキャッチしないと、災いが我が身に降り掛からないとは言えません。
なぜ近年、アトピーや花粉症を初めとするアレルギーや癌の患者が急増しているのか。食生活の歪みが一番の原因であると考えざるを得ません。
トランス脂肪酸は危険性のある食品のあくまでほんの一例です。他にも数え切れないくらい危険な物質が毎日口にする食品に含まれているのです。

自らの身体に異変が起きてから、ようやく消費者はその危険性を意識し始めるのです。最近のデトックス・ブームもその一端でしょう。

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