仕事の打ち合わせの後、同僚と青山1丁目「くろ麦」に寄りました。久し振りです。
まずはビール。珍しくエビスの小瓶が用意されていました。突き出しの黄色い物は、いかの珍味です。これも蕎麦屋としては珍しい。
出汁巻き玉子はやや甘口でジューシー。熱々をハフハフいただきます。


相棒は焼き味噌、続いて鶏焼きを。大振りな鶏肉。薄口のたれが絡めてあります。


珍しい手打ちの冷や麦は、凄い腰の強さでモチモチ・シコシコです。都内のお蕎麦屋さんで、手打ちの冷や麦を出すお店は数えるほどしかありません。
最近は東京でもそうめんを食べる家庭が増えました。しかし、本来はそうめんは西日本の食べ物です。そうめんと冷や麦は麺の太さの違いもありますが、決定的な違いは、そうめんが麺を伸ばして細くするのに対して、冷や麦は蕎麦と同様、生地を畳んで包丁で切って行く、その製造法です。
だから老舗の蕎麦屋では蕎麦と同様な手法で手打ちの冷や麦を出すのです。乾麺ならともかく、手打ちのそうめんという物は出しようがありません。従って、そうめんの断面は丸く、冷や麦は手打ちなら四角(機械製麺は別)になります。
麺の角が口の中や喉に当たって行くような感覚が私は好きです。
このお店はフロアーのサービスに難がありましたが、最近は若いスタッフが入り、素敵な笑顔を振りまいています。これなら頻繁に伺いたい。そう思わせてくれるお店になりました。
そうめんは製麺時には油を使いますが、感想過程で揮発するそうです。水も油も飛んで、更に熟成するとは。
不思議です。