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Author:しゅうちゃん
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私が愛してやまない日本のワイナリーの一つ、栃木県足利市に在る「ココファーム・ワイナリー」を再訪しました。今年(2008年)7月に開催された北海道洞爺湖サミットに於いて、「風のルージュ2006」が総理夫人主催夕食会に出されたことをご存知の方も多いでしょう。2000年に開催された沖縄サミットに続く栄誉です。
前回訪問時は、ゆっくりとワイナリーの醸造設備の見学を予定していたので、ワイナリーが一番手の空く春先を選んで行きました。今回は収穫前の葡萄の様子をこの目で確認するのが目的です。
もうすぐ本格的な収穫時期を迎えます。11月には収穫祭も予定されています。

このワイナリーの生い立ちは、他とは全く違っています。昭和33年、当時中学校の特殊学校の教員であった川田昇氏が傾斜角38度という上から覗いたら絶壁にも感じる急斜面3ヘクタールを開墾したことに始まります。昭和44年には成人対象の知的障害者更生施設として認可が下り、「こころみ学園」と命名。昭和59年には醸造認可を得てワイン造りを開始。平成元年には醸造技術者のブルースガットラヴ氏を招へい。その後の評価は鰻登りとなりました。
現在は、年間16万本のワインを生産しているそうです。

全景標識

昼前にココファームに到着。今回は設備の見学はせず、すぐに葡萄畑に向かう。
「こんにちわー」と、畑にいた障害者と思われるスタッフの方から先に声を掛けられる。屈託のない笑顔に、まるでこちらの心の内を覗かれるようで恥じ入るような気持ちになる。彼らが頑張って来る日も来る日も地道な作業を続けてくれるお陰で、私達は美味しいワインを味わうことが出来、幸福感に包まれることさえあるのだ。胸にこみ上げるものがあります。言葉にはなりませんでしたが、心の中で「ありがとう!」と言いました。

葡萄赤葡萄

目の前に広がる葡萄畑。丁寧に傘が掛けられた葡萄はたわわに実っている。虫や鳥の餌食になっているものも多いが、それは農薬を極力抑えた農法の証し。ポツリポツリと雨が降って来たので、葡萄の様子を撮影して足早にレストランへ。

カフェ

テイスティングセットセットのつまみ

まずはテイスティングセット。白・ロゼ・赤のベーシックな3種類のワインにハムやチーズなどのセット。それからソーセージのサンドウィッチ。

サンドウィッチモーツァルト

農民ロッソとモーツァルトびよりの赤を追加。レストランにはBGMにモーツァル。鳥の鳴き声、その鳥を追い払うために空き缶を叩く音が鳴り響く。雨はすぐに上がり、葡萄畑を風が吹き抜ける。

葡萄ケーキデザートはパティシエご自慢の葡萄のケーキとホットコーヒーをいただきました。

ここは地上の楽園ではあるまいか? 今、この場所にいて、ここで生産されたものを味うことの喜び。
私にとっては正に至福のひとときでした。


窓ステンドガラス
トイレの窓ですが、この美しさです。思わず溜め息が出ました。


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見学可能です

ココファームでは、収穫祭の前後を除き、随時見学が出来ます。
収穫祭は11/15(土)、16(日)です。混み合うとは思いますが、どうでしょうか。

そーいえば

先日、NHKのお昼の番組で中継してましたね。ワタシも行ってみたいなぁ。いろいろ話しを聞いてみたいです。

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