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Author:しゅうちゃん
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緑色の蕎麦湯

「池の端藪蕎麦」に行きました。

 ・・・このお店のことを、私がどう思っているのかを説明することはちょっと難しいものがあります。

老舗とか藪御三家の一つとかは、蕎麦好きなら多くの方が知っていることです。
そういうことではなくて、このお店の持っている独特の雰囲気、
この場所にしか有り得ない、空気感。

フロアーを担当する女性は常に客に注意を払い、その いでたちは、ジーンズの上に純白の仕事着。
ここ数年、金髪に染めた女性がいたりもしましたが、
彼女達があの難しい符丁を必死に覚え、たどたどしくも健気に注文を通している様は、
実に微笑ましくもありました。

今や蕎麦界は、見事に手打ちの手法が復活。
その中で、ややもすると埋没しかねない状況にあったのではないでしょうか。 お酒を冷やで。そろそろ、ぬる燗の季節。冷やは、そろそろお終い。
厨房と客席の間の配膳口下に鎮座まします菊正宗の巨大なこも被り。真っ白なお調子に四角い徳利袴。かつて杉浦日向子氏が名著『ソバ屋で憩う』の中で、「江戸の徳利袴は、本来四角い」と言っていたっけ。老舗の中でも江戸の伝統を感じさせてくれるお店は数少ない。

徳利袴はしらわさび

  江戸の徳利袴。   つまみは、「はしらわさび」。私はこれが好きなんです。

ざるこれが蕎麦湯

右の写真は、お茶ではありません。蕎麦湯を注いだらこんな色。
お店のHPによると、「収穫地は北海道、旭川周辺の沼田、北竜、浦臼が主体になります。
11月からは本州、山形、福島、長野、茨城産も順次入る予定です。信州「白馬山麓」産の新そば入荷しました。」
う~ん、凄い。

楊枝何度見ても新鮮な驚きなのが、楊枝。
他店に比べて、色が黄色味を帯び、刻みはなく、やや長め。
いつぞや、お店の方に「特注品ですか?」とお尋ねしたところ、
「いや、普通のもんです」と素っ気ないお答え。
何が普通なもんですか、それを選ぶ美意識は普通じゃありません。
良いお店は、楊枝も箸も全てが良い。神は細部に宿る。

お店は15時までは禁煙。夜は喫煙可。但し、言われなければ灰皿は出さず。
何十年来の常連客がいるのは承知の上ですが、もうそろそろ全面禁煙にしても良いのでは。
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