
所用で麹町に行ったついでに平河町の「すわ庵 貝坂店」に行きました。これまでにも何回か伺ったことがあります。ご主人は「本陣房 本店」で修業されたそうで、品書きなどに共通点が見受けられます。

店頭に新蕎麦到来の告知と産地表示がありました。北海道の雨竜町とあります。ここ2,3年、雨竜産という表示をあちこちで見掛けるようになりました。雨竜町は、緯度的には旭川と富良野の間に位置しています。
雨竜町の蕎麦の作付面積は約300ha。暑寒別岳を望める転作地帯にあるそうです。 寒暖の差が激しく、蕎麦栽培には好適な気候とのことです。
品種はキタワセ。北海道で今や一番ポピュラーとなった改良品種。「ワセ」の文字でもおわかりになると思いますが、早い時期に収穫される早生種。いわゆる夏蕎麦の代表格です。


ランチメニューのかき揚げ小天丼とせいろのセットをお願いしました。蕎麦が少なめなので、大盛り(2段)にして、せいろと田舎の2種類をお願いしました。


せいろは艶やかな細切り。対する田舎は挽きぐるみで色黒、箸と同じくらいの太さ。強烈な腰で噛むと顎が疲れるほど。但し粗挽きではなく、ぬめっとした打ち上がりが特徴です。本陣房譲りです。
昼から新蕎麦を堪能しました。口福を感じました。貝坂店は11月より土曜日のランチを再開です。
「すわ庵 貝坂店」
東京都千代田区平河町1-5-2 青木B1F
tel.03-5210-3636
11:30〜14:00、18:00〜22:00
日祝定休
この記事は観光案内ではなく、蕎麦の収穫時期や品種に関する説明です。大切なことは緯度の差であり、それによって収穫時期や品種が異なり、結果として味の違いに繋がる可能性があります。地理的な説明としてはご指摘のとおりいささか大雑把というそしりは甘受致しますが、私の怠慢や誤解によるものでないことはご理解いただきたい。
文章に「緯度的には」と追加致します。
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=43.38.29.608&lon=141.53.33.872&la=1&fi=1&sc=9