
フードアナリスト仲間に誘われて、
「創作菓子おがわ」さんのイベントに参加しました。
イベントが開かれた場所は東京タワーの真前に在る、串揚げの「九四」。ここに「創作菓子おがわ」さんを応援するブロガーが集い、その味を楽しんだ上に和菓子作りの体験もできるという企画で、他の企業さんも協賛しています。
誘われるままに参加しましたが、どうなることやら・・・。

「九四」は、和モダンなとっても素敵な佇まい。母屋までのエントランスが長く、素敵な空気感が漂っています。期待感が昂まります。

席に案内されると、最初にウェルカムドリンクとして白ワインとクリームチーズにオーガニックのアプリコット・ジャムを使ったオードブル、そして種子島産の安納芋の串揚げを初めとする見た目も素晴らしい盛り合わせのお皿。お芋やお菓子にワインという新鮮な取り合わせ。悪くありません。
ワインはスペイン産のオーガニックですが、非常に凝縮感が強く甘酸っぱい青リンゴや洋ナシのような果実味が豊かです。


次に出していただいたのは、同じくオーガニックのロゼワイン。私好みのすっきりとした辛口です。品種はアラゴン地方が原産のガルナッチャ。フランスで言うところのグルナッシュですね。爽やかな酸味と、木いちごのような香り。同席された方は普段はあまりロゼはお飲みにならない方が多いようですが、私は夏は白、冬は赤、中間の梅雨時などはロゼを飲むことが多い。鬱陶しさを吹き飛ばしてくれるような気がします。辛口なら和食にも合わせやすいのではないでしょうか。
お料理は、比内地鶏のきりたんぽ鍋です。いやはや、このスープの美味しいこと。比内地鶏の旨味がぎゅう〜っと出ています。つみれが入っていて言うまでもなく旨い!
ワインにぴったりです。

もう一つ味見させていただいたのが、赤ワイン。ジャムは最初に出たオーガニックのアプリコットです。
ワインは、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2005」で「SEAL of Approval」を獲得した逸品。品種はバレンシア産のカベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、モナストレル、シラーのブレンド。やはりベリー系の凝縮感のある深い味わいでスパイシーな香り。
最近は日本でもスペイン・バルのお店が増え、スペイン産ワインもかなり出回るようになりました。比較的リーズナブルな価格でコストパフォーマンスに優れていますが、オーガニックワインも実に注目に値します。
さて、いよいよ和菓子作りに挑戦です。2種類を作ります。練り切りの柿と牡丹。

和菓子については詳しくはありませんが、その季節感を大切にした造形表現は世界中の他のお菓子と比較しても芸術性の高さは屈指のものと言えます。和食同様、「見て楽しむ」という食の楽しみは風流そのものです。
練り切りは、白餡に求肥や大和芋を加えて生地を作り、餡を包んで造形します。蒸して裏ごした大和芋にグラニュー糖を加えたものを「薯蕷(じょうよ)練切」と呼ぶそうです。


左が中心に包む小豆餡。真ん中のピンク色の生地と右の白い生地を平らに延ばして重ね、茶巾絞りにして花を表現します。何とか出来ましたが形がいびつです。でもとても楽しい。材料が形になって生命を吹き込まれるような感じ。元々命あるものを材料にしていますが、形造ることで、別な生命として蘇るような感じとでも言いましょうか・・・。我ながら感動しました。
帰りには自分で作った和菓子に加え、材料の安納芋などをお土産にいただきました。
実に楽しいイベントでありました。

多分、人から誘われなければ自分からは参加しないイベントだったと思います。
でも参加させていただいて、とっても良かったと思います。
和菓子作りにはまってしまいそうです。