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Author:しゅうちゃん
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シルバーウィークも終盤に差し掛かりました。高速道路の1,000円政策もあって、道路は激しい渋滞が起きているようです。私は相変わらず都内で食べ歩きの旅です。

開店から約4ヶ月ほど経ちましたか。オペレーションもすっかり慣れた頃でしょう。

地下鉄の飯田橋駅から神楽坂を登って行きました。すると、店頭に「新そば打ち始めました」の張り紙。これは嬉しい。

山せみ


客席は満席。少し待って、カウンター席に案内されました。

店内は活気があって、蕎麦屋らしさとスタイリッシュな感じが適度にミックスされたようなインテリアは店舗デザインとしては秀逸と言えるでしょう。
お得なランチメニューや季節メニューもありますが、折角の新そばですからご飯物は避けて、せいろと田舎の二色盛りを頼みました。

二色予想に反して田舎が先に出されました。個人的には味の淡白な物から濃い物へ、せいろ→田舎の順番の方が好ましい。
これは寿司でも同様。最初から大トロやイクラではなく、白身の魚か貝類なんぞから始めたい。

つゆは濃いめ。薬味はわさびと晒し葱。



田舎

粒子感があり太切りではない、私の言うところの「都会的な田舎」。現代的なと言い換えても良いかもしれません。地方で農家のお婆ちゃんが昔ながらの方法で打つ太切りの田舎そばとは趣が異なります。製粉技術が進歩して、殻を取り除いた丸抜きで仕入れることの出来るようになった現代では挽きぐるみにする必然性はありません。野趣を求めて作為的に田舎風に仕立てたものです。
私は東京生まれなので江戸蕎麦が故郷の味ですが、昨今の田舎ブームは何とも奇妙な感じです。
殻や外層粉を使うと見た目や風味は野趣が出ますが、麺の硬質感は出にくくなり、「歯ぬかり」するような食感になります。

せいろ

二枚目はせいろ。田舎とは質感が明らかに異なることが写真でもおわかりになると思います。
微細な粉を硬く打つ、それが江戸蕎麦の本質であると私は理解しています。実際に食べてみても、その食感の違いは明らかです。角がよりシャープに立っていて、舌に角が当たる感覚が心地良い。

蕎麦とうどんの違いは原材料の違いもさることながら、麺の形状の違いが大きいと思います。蕎麦は角が立っていることが重要。
だから江戸で好まれていたのは、同様に丸麺のそうめんでなくて角麺の冷や麦(最近は形状の違いも曖昧ですが)。他にも太さとかゆで時間が蕎麦と同じくらいになるとか理由はあるでしょうが。

メニューは、季節メニューの他に「カレー南蛮」と「薬膳カレー南蛮」なる品が増えていました。
これは新そばの時期が過ぎた頃にでも楽しむとしましょう。

平日の夜には「ハッピーアワー」の設定、「蕎麦の会」入会の特典など、割り引きサービスもあります。

箸袋


すぐ近くの「中村屋酒膳」でも新そばの張り紙が出ていました。


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